千葉県千葉市稲毛区のMOさんの場合
MOさんは新聞やニュースでガソリンなどの値下げが報じられている時にちょうどガス会社から検針票が届き、小さい字で「来月より1立方メートル当たり20円値下げします」と書いてあったので、きちんと社会情勢を反映してくれているのだと思い、ご友人にその情報を伝えて検針票も見せたたそうです。
するとそのご友人は家族構成もそんなに変わらないのに、同じ千葉市内のガス会社と契約しているにもかかわらず、ガス料金がMOさんの3分の2程度だと言われたので、驚いて色々と調べたそうです。その結果、協会の存在を知り、さらに現在の料金がそもそも相当高いということがわかり、苛立ちを抱えながらお問い合わせいただきました。
MOさんと現在のガス会社は、最初にこの千葉市稲毛区に自宅を新築した時以来40年以上にわたるお付き合いでした。その後リフォームをしましたが、同じガス会社と取り引きを続けてきました。調べていただくとこの10年間は年々目に見えて値上がりしていたことがわかりました。ボンベ交換の度に「ご苦労様」と声をかけていた自分に無性に腹が立ち、ガス会社への信頼感を一気に無くしたそうです。
MOさんは今回協会のホームページを見て、初めてプロパンガスが自由料金であることやガス会社を自由に変更できることがわかり、何とかして早急に今のガス会社を変更して、ガス代を引き下げたいとの思いからご相談されたとのことです。
一般的に長い付き合いであれば、何かしらの特典があったり付加サービスがあったりするのが通常のビジネスですが、プロパンガスの業界においては、少々異なる場合も多いようです。MOさんのように、全く他に目をくれることなく、クレームをつけることもなく取引してきたガス会社側にとってとても優良な顧客ほど、高い料金を支払っているという消費者からのご相談は後を絶ちません。
最初だけ安く徐々に値上げされてしまうようなことが無いよう、永続的に適正な価格でガスを提供してくれるガス会社と契約することが最も重要です。
協会が消費者に対し「適正価格保証」を遵守できるのは、より良いプロパンガスの使用環境を維持していくために、絶えず会員ガス会社の対応状況を注視しているからなのです。
早く気が付くべきだったと深く後悔しましたが、もしかすれば、今も気が付かずに高い金額を支払わされていた可能性も0%ではないので、思い直して、心置きなくガスを使用しています。