茨城県古河市に住むNIさん(会社員 男性)
《当協会を選んで相談した理由》実家のガス代金がやけに高いので気になってネット検索をしたところ料金自動診断が出てきたので計算し、その流れで問い合わせをしました。
《当協会への相談内容》「実家には母と妹が住んでいます。妹は仕事の関係で月の半分ぐらいしか家を利用していないのでほぼ一人といえる状況です。それにもかかわらず、使用量27,300円/36立方メートルの請求がありました。
これは異常だと、何度か母にガスの使い方について注意しましたけど、本人は無駄には使っていないというのです。この際、ガス会社を変更した方が得策かと思って協会に連絡しました」
《相談いただいた時点のガス会社》地元で昔から営んでいる商店規模の町のガス会社
《相談いただいた時点のガス料金》使用量:36.0m3、請求額:27,300円(税抜)
基本料金=1,500円(税抜)、従量単価=716円(税抜)
息子さんから実家のガス会社について相談したいと当協会にお問い合せをしていただきました。当協会からは、お母様と妹さんのお二人暮らしにもかかわらず使用量が36立方メートルと多すぎる点と、築年数が6年と比較的浅いことによる単価への影響についてご説明しました。
まず、使用量についてですが、検針員の方が毎月測定に来ているとのことなので、念のためガス会社に確認することをお勧めしました。人間のすることです、ミスも起こり得ます。
築年数についてはご存じなかったようなので、15年未満の物件の契約のケースをお話ししました。例えば、配管工事代金(約10万円程度)、給湯器(約24万円)など設備の無償貸与してもらっている契約を交わしているとして、ガス会社を変更するとなれば、9年分(約20万円)の残金を現在のガス会社にお支払する必要があるのです。
早速、残存確認をしていただくと、実際は21万円程ありました。NIさんは、この機に精算しても損はないとのお考えによりガス会社を変更する運びになりました。
《協会が取った行動》まず、自動検針システムのガス会社をご紹介しました。さらに、町の商店規模では将来が不安とのNIさんのご意見を伺っていましたので、当協会では、会員ガス会社の中でも規模が大きい会社を選びました。
今回は21万円の精算が発生したこともあり、変更手続きには若干時間を要しましたが、NIさんは現在のガス会社と直接お話しする必要もなくスムーズに切替工事を終えることができました。
《変更したメリット》何しろ、月間約13,200円もの節約につながる結果となり、大変喜んでいただけました。その他にも自動検針の件、大手であることなど気を使ってくれてありがとうございますとお礼の言葉をいただきました。
《協会が紹介したガス会社》広域でプロパンガスを供給する大手のガス会社
《新ガス会社の料金》基本料金=1,500円(税抜) 従量単価=350円(税抜)
月間=約13,200円 従来の請求額27,300円→14,100円(税抜)