茨城県小美玉市のMHさんの場合
MHさんは現在住んでいる茨城県小美玉市内に中古住宅を購入されたそうです。その際、不動産会社から紹介するガス会社なら"給湯器を無料で付けることができる"と言われました。何か裏があるのではないかと心配になりネットで"給湯器 無料"で検索をすると当協会のホームページが出てきたため、詳しく聞いてみようとお問い合わせいただきました。
今回ご相談いただいたMHさんが購入したプロパンガス仕様の物件には、ガスボンベもメーターも付いていない状況でした。物件購入を仲介している不動産会社から"自由にガス会社を決めていいけど、うちから紹介するガス会社は小美玉市内にあるガス販売店で、そこなら給湯器を無料で付けてくれる"と言われたそうです。安くても数万円はする給湯器を無料でつけてくれるなんてとても助かる話ですが、信用していいのか判断がつかないということでした。
更にガスファンヒーターも使う予定のため、毎年冬場のガス使用量が多く、少しでも安く安心して使えるガス会社を選びたいとのご希望でしたので、将来的なガスの単価など不透明なままでは契約するのがとても不安な様子でした。
MHさんが購入された中古住宅の給湯器はまだ使用可能ではあるようでしたが、一般的な耐用年数はすでに過ぎていましたので、新しい給湯器をつけたいと考えられたようです。
給湯器を新規に設置する場合の支払い方法は2つあります。
まずMHさんが普通に給湯器を購入する方法です。量販店やネットなどで格安に購入するか今回契約するガス会社から購入して設置してもらうというシンプルなスタイルです。
もう一つは不動産会社が推奨されたように、ガス会社が給湯器代を負担する形ですが、決して無料というわけではありません。これは、ガス会社と10~15年契約を結んでいただき、その期間は単価にプラス数十円(給湯器の値段による)を上乗せされて支払っていくローンのような形をとる「無償貸与契約」というものです。 残念なことに、その契約期間中にガス料金を頻繁に値上げする会社が少なくないのが現状です。 茨城県内においてもこのような状況で値上がりされた方々からのお問い合わせは後を絶ちません。
ただ、協会がご紹介するガス会社の場合はこのような契約を結んでも、その間にガスの料金が一方的に上がるというようなことはありません。協会の「適正価格保証」によって絶えず小美玉市内における適正な価格でガスを使用できるため、この選択肢も十分に有効であることをMHさんにご説明いたしました。
MHさんはリフォーム代の一環として、給湯器を自分で購入することを選択されました。
細かく説明してくれたので納得できました。細かな私のリクエストにも対応してガス会社に交渉してくれましたので本当に助かりました。