プロパンガスの平均使用量
プロパンガス料金を安くする方法をお伝えする前に、まずはご自宅の使用量を確認をしましょう。
1世帯あたり、1ヶ月の平均使用量は以下の通りです。
世帯人数 | プロパンガス平均使用量(月) |
---|---|
1人暮らし・2人暮らし | 6.5m3/世帯 |
3人暮らし | 8.9m3/世帯 |
4人暮らし | 11.3m3/世帯 |
5人暮らし | 11.7m3/世帯 |
6人暮らし | 12.0m3/世帯 |
家庭のガスの使用量は、毎月届く検針票で簡単に確認できます。
もし、検針結果が上記の平均値を超えている場合、ガスの使い方を見直す必要があります。
次に「お風呂」「キッチン」「リビング」で使える節約術を紹介します。無駄なガスの使用を減らし、家計の節約に繋げましょう!
プロパンガスを安くする方法:お風呂

①お湯の設定温度を下げる
あなたのお風呂のお湯の温度を少し下げるだけで、ガスの使用量を減らすことができます。例えば、いつもより1度低くするだけでも効果があります。特に夏は低めの温度でも快適に入浴できるので、試してみてください。
②浴槽にためるお湯を減らす
浴槽に入れるお湯の量を少し減らしてみましょう。例えば、いつも浴槽に8割までお湯をためているなら、5〜6割までにしてみてください。もしお湯が足りないと感じたら、入浴後に少しだけ足し湯をすれば無駄を減らせます。
③シャワーの使用時間を短縮、シャワーヘッドの交換
シャワーを使う時は、こまめに止めるようにしましょう。また、シャワーヘッドを節水タイプに変えると、もっと効果的です。シャワーの水量が自然と減り、ガスの使用量も大幅に削減されます。取り付けも簡単で、すぐに節約効果を実感できます。
④追い焚き機能の使用を控える
追い焚きは多くのガスを使います。お湯をためたらすぐにお風呂に入り、追い焚きの回数を減らしましょう。特に寒い季節には、家族全員が続けて入浴するように時間を合わせると、さらにガス代を節約できます。
⑤湯船の蓋と保温シートの利用
湯船に蓋をするとお湯が冷めにくくなり、追い焚きの回数を減らせます。さらに、保温シートを使うとお湯の温度が長持ちします。これでガス代を大幅に節約できます。
プロパンガスを安くする方法:キッチン

⑦ガスの使用時間を減らす調理法
料理をする時、具材を細かく切ると火が通りやすくなります。圧力鍋を使うと、短時間で煮物が作れます。これでガスの使用時間を減らせます。
⑧電子レンジで調理をする
電子レンジを使うと、ガスの消費を抑えることができます。例えば、野菜を電子レンジで下ごしらえすると、ガスコンロの使用時間が短くなります。温め直しも電子レンジを使うと良いです。
⑨蓋や落とし蓋を使う
鍋に蓋や落とし蓋を使うことで、熱が逃げにくくなり、ガスの消費を減らせます。また、調理が終わる少し前に火を止め、余熱で仕上げるとさらに効果的です。特に煮込み料理や蒸し料理において、この方法は非常に有効です。
⑩まとめて調理する工夫
同時にいくつかの料理を作る時は、一つの鍋やフライパンでまとめて調理しましょう。例えば、パスタを茹でる時に野菜も一緒に茹でると効率的にガスを使えます。
⑪ガスコンロの火加減を調整する
ガスコンロの火加減は鍋やフライパンの大きさに合わせましょう。鍋底から火がはみ出さないようにしましょう。また、強火で調理するのではなく、中火や弱火をうまく使うことで、ガスの消費を抑えられます。
⑫食器洗いの温水使用を控える
食器洗いには、できるだけ冷水を使いましょう。冬でも短時間で洗うと、ガスの使用量を抑えられます。
プロパンガスを安くする方法:リビング

⑫フィルターの定期的な清掃
ガスファンヒーターやガスストーブのフィルターを定期的に掃除すると、効率よく動きます。フィルターが汚れていると、無駄にガス使用量が増えます。
⑬室内温度を適切に設定する
冬は暖房の設定温度を20度以下にすると、過度なガス消費を防げます。少し厚着をすることで快適に過ごせます。
⑭断熱対策をする
窓に断熱シートを貼り、カーテンを厚手のものにすることで、室内の温度が保たれ、暖房効率が上がります。寒い日も暖かく過ごせます。
⑮暖房機器の適切な位置に設置する
暖房機器を部屋の中心に置くことで、部屋全体を効率よく暖められます。これにより、暖房の設定温度を下げても暖かく感じられます。
⑯エネルギー効率の高いガス機器を使用する
新しい省エネタイプのガスヒーターやエアコンに交換すると、同じ暖かさを保ちながらガス代を節約できます。
ここまで16個の節約術を紹介してきました。これら節約術を全て実践したとしても、節約効果を実感できるか言えば、難しいかもしれません。
「劇的に節約効果を実感できる方法はないの?」と思われた方、次の章で、とっておきの方法を伝授します!
⑰プロパンガスを大幅に安くする方法は「ガス会社変更」

今まで紹介した節約術を既に試したという方や、節約効果を実感できなかった方は、現在契約しているガス会社のガス単価が高い可能性があります。プロパンガスは公共料金ではないため、契約しているガス会社によってガス単価が異なります。
そのため、高いガス単価の会社から適正なガス単価の会社へ変更するだけで大幅にガス料金を節約できます。実はこれが17番目の節約方法です。
ガス単価が高いかチェックするには
下記の「料金自動診断」を試してみましょう。
ご自宅のガス単価が「高い」か「適正」か、30秒で診断結果が出ます。
ガスの検針票をみながら、診断してみてください。無料ですので、試さない手はありません!
料金診断で「高い」と出た方は、ガス会社の変更を強くおすすめします。
一戸建てにお住まいの方であれば、自由にガス会社を変更することができます。
ただし、ガス会社を選ぶ際には注意が必要です。
安易に近所という理由だけで近場のガス会社を選ぶだけでは、また同じように高いガス単価に設定されてしまう可能性があります。
また、現在のガス会社に他社への変更をほのめかすと、慌てて値下げプランを提案してくることが多いと聞きます。
しかし、ガス会社は好きなタイミングで値上げすることができますので、値下げは一時的なもので、後に値上げされることがほとんどです。
では、どうやって「適正なガス単価のガス会社を探したらよいだろう」と思った方におすすめなのが、一般社団法人 プロパンガス消費者協会が行っている「優良ガス会社の紹介」です。
協会経由でプロパンガス料金を平均30%安くする!
協会では、無料でプロパンガス会社の紹介からガス会社の変更までお手伝いしています。これまでに累計で2万人の方が協会を通じてガス会社を変更し、平均30%の節約に成功しています(2024年6月現在)。
仮に、月に10,000円のガス料金を支払っている家庭では、毎月3,000円も節約することができます。

さらに、協会では紹介するプロパンガス会社が不透明な値上げをできない仕組みを整えています。
これを証明するのが「適正価格保証」という永久保証です。

こちらの保証は、協会が紹介したガス会社が不透明な値上げを行った場合、利用者からの報告を受けてから、協会がガス会社に値上げの理由を確認します。
万が一、不適切な値上げがあったと判断されれば、協会が元の料金に戻すよう責任を持って交渉します。
「適正価格保証」は協会経由でガス会社変更を行った方に、必ず無料で付いてくる保証ですので、安心ですね。
ガス料金が高くてお困りの方、料金自動診断で「高い」と出た方は、今すぐ協会に無料相談してみましょう。
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