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公開日:2025年1月16日 更新日:
プロパンガスとLPガスの違いは何?都市ガスとの違いも解説!

プロパンガスとLPガスの違いは何?都市ガスとの違いも解説!

プロパンガス、LPガス、都市ガスはどう違うのかわからないという方は多いです。ここでは、種類の違いや料金設定について説明しますので、参考にしてください。

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プロパンガスとLPガスの違いとは?

プロパンガスとLPガスの違いとは? LPガスの「LP」は、”Liquefied Petroleum Gas”の略です。これは、日本語にすると「液化石油ガス」となります。液化石油ガスには、プロパンやブタンなどの成分が含まれています。

日本で家庭用燃料として使用される液化石油ガスのほとんどが、このプロパンを主成分とするガスであるため、「プロパンガス」という呼び方が定着しました。したがって、プロパンガスとLPガスは基本的に同じものであるといえます。

また、液化石油ガスのなかでも、用途によってプロパンとブタンの比率が異なり、ブタンの比率が多いガスは「ブタンガス」と呼ばれることもあります。

プロパンガス(LPガス)と都市ガスの違いとは?

先ほど述べたように、プロパンガスの主成分はプロパンですが、液化天然ガスからつくられる都市ガスはメタンを主成分としています。

主成分が異なることから、プロパンガスと都市ガスでは発熱量も違います。一般的にプロパンガスは都市ガスの2倍以上の発熱量があります。

これは、同じ量のガスを燃焼させた場合、プロパンガスの方がより多くの熱エネルギーを生成できることを意味し、都市ガスはより多く使用しないと同じ熱エネルギーを作り出せないということになります。

さらに、家庭用ガスとしての供給方法も大きく異なります。プロパンガスは、ボンベに入れてトラックなどで運搬し、各家庭の設備に接続されます。これにより、どの地域であってもプロパンガスの供給が可能です。

しかし、都市ガスは、地下に埋設された導管を通して一斉に供給される方法がとられているため、この導管が埋設されているエリアでなければ供給ができません。

これらの違いは災害時のガス利用に大きな影響を与えます。例えば都市ガスは、地震などで埋設されている導管が断裂してしまうと、復旧工事に時間がかかります。そのため、家庭でガスを使いたくても使えない状況が長期間になりやすいです。

プロパンガスの場合は、災害でガスの供給がストップしても、家庭の設備機器に問題が無ければすぐに供給を再開できるのが特徴です。

プロパンガス(LPガス)、都市ガスの見分け方

プロパンガスや都市ガスは、どちらも無色透明のため、ガスそのものを目で見て判別することはできません。そのため、供給方法やガス機器で見分ける必要があります。

プロパンガス、つまりLPガスは、ボンベに入れて運ばれることが多く、ボンベやガスコンロには「LPG」「プロパンガス」と記載されています。

ガスコンロ等に「12A」「13A」と書かれている場合、都市ガスが使用されています。

もちろん、家庭のガスを供給するガス会社に問い合わせれば、どのガスを使用しているのかすぐに教えてもらえるでしょう。

プロパンガス(LPガス)、都市ガスの料金

プロパンガス(LPガス)、都市ガスの料金 プロパンガスと都市ガスの料金の違いを、料金制度の違いと単価の違いに分けてみていきます。

プロパンガス(LPガス)、都市ガスの料金制度

都市ガスは、以前は政府が価格をチェックする公共料金のような料金システムでした。しかし、2017年から自由化されたため、本来であればガスの供給会社が自由に価格を決めることができます。

ただし、都市ガスを供給できる会社が少ないこともあり、会社ごとにそこまで価格差が生じていないのが現状です。

一方プロパンガスは、昔からずっと自由料金制だったため、ガス会社によって料金が大きく異なります。

プロパンガス(LPガス)、都市ガスの単価

プロパンガスは、会社によって単価が大きく異なりますが、平均しても料金が高いのが現状です。都市ガスの単価とどのくらい違うのか、東京都の例(2024年8月分)を見てみましょう。

東京ガスが公開している1カ月の使用量が0m3から20m3までの都市ガスの単価は、基本料金759円従量単価176.85円/m3となっています。

一方、石油情報センターが公開するプロパンガス(LPガス)の平均価格は、基本料金1,906円従量単価626.6円/m3となっています。

これだけ見ても明らかにプロパンガスの方が高いのですが、このまま比較することはできません。なぜなら、都市ガスの方が発熱量が低いため、その分ガスの使用量が多くなり料金が高くなるからです。

プロパンガスは都市ガスと比べて発熱量が約2.2倍大きいため、都市ガスの使用量を2.2倍にして計算します。

プロパンガス:1,906+626.6x10m3=8,172円
都市ガス:759+176.85x22m3=4,649.7円

プロパンガスを10m3、都市ガスを22m3使用したとして計算しましたが、それでもなおプロパンガスの料金が高いことがわかりました。

しかし、ここで注意したいのは、プロパンガスの単価はあくまで「平均価格」であるということです。ですから、これよりも安い単価でガスを供給している会社もあるというのがポイントです。

都市ガスと比べて平均価格が高いプロパンガスですが、ご自宅でもっとガス代を節約できる方法をこれからお伝えします。

プロパンガスの料金を下げるには

プロパンガスの料金が高くて困っている場合、主な原因は単価の高さにあります。したがって、単価を安くしてもらえればよいのですが、その方法はおすすめできません。

なぜなら、お客さんを失いたくないガス会社は、その時だけ値下げして解約を逃れ、数カ月後にまた元の値段に戻すケースがあるからです。

多くの方がそのような経験をしているため、単価が安く、契約後も不当な値上げを行わないガス会社に変更することをおすすめします。

「そんな都合の良いガス会社は見つけられない」とお考えの場合は、ぜひ一般社団法人プロパンガス消費者協会に相談してみてください。都市ガス並みの「適正価格」を保証するガス会社を無料で紹介してくれます。

それでは、適正価格では都市ガスとの料金比較がどのように変わるのか計算してみましょう。

東京都のプロパンガスの適正価格は、基本料金が1,650円、従量単価が308円/m3です。

1,650+308x10m3=4,730円

プロパンガスも適正価格であれば、先ほど計算した都市ガスの料金4649.7円とほとんど違いが無いことがわかるでしょう。

また、協会では「適正価格保証」を付けてくれるので、万が一不当な値上げがあった場合でも安心です。

適正価格保証

プロパンガスの料金に関するお悩みをお持ちの方は、ぜひ協会に相談してみてください。きっと「相談して良かった」という結果になるはずです。

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