借家のガス代はなぜ高い?
一般的なガス会社では「借家」は「アパート」扱いされます
同じ一戸建てであっても、自己所有と借家の場合ではプロパンガスの価格がかなり違います。例えば関東では戸建ての平均が480円前後であるのに対し、借家では550円から600円くらいで借家はかなり割高なのです。このことは一般利用者は誰も知らないことだと思いますが、プロパンガス業界では当たり前のことです。
借家の場合、ガス会社の選択権は大家さんにあります。これはアパートと同じです。ガス会社からすれば、大家さんさえ抱き込んでおけばガス会社変更される恐れはありませんから、入居者からの料金相談は適当にはぐらかし「あとで担当者から連絡させます」などと言って放っておくような例が後を絶ちません。つまり、借家の入居者はお客様だと思われていないのです。
当協会は、「借家」を「一戸建て」扱いとします
当協会では、借家も自己所有も同じ一戸建て住宅として対応しています。借家だからといって不当に高い価格で紹介するようなことはありません。ただし、一点だけ注意が必要です。それは、借家の場合大家さんの同意がなければガス会社の変更ができないという点です。
まずは大家さんのガス会社変更許可をお取りください
当協会には借家の入居者の方からも多くの相談があります。その中で大家さんの了解を取り付けた上で相談いただく方は全体の2割以下です。
借家の方で、適正価格の優良ガス会社へ変更をご希望される場合は、事前に大家さんに「ガス代が高いので適正価格のガス会社に変更しても良いですか」と相談し、あらかじめ同意を得た上でお問い合わせをいただいたほうがスムーズに事が運びます。