宮城と福島はプロパンの価格競争が活発
宮城県

※2=従量単価310円で計算。※3=エネ研・石油情報センター2020年6月のデータより。従量単価は560円で計算。
<解説>
宮城県の場合、都市ガスは仙台市ガス局の価格を参考にしました。ただし、供給エリアは仙台市、名取市などの一部であり、それ以外のエリアの都市ガス価格は仙台市ガス局ほど低価格ではありません。
福島県

※2=従量単価310円で計算。※3=エネ研・石油情報センターの2020年6月のデータより。従量単価は580円で計算。
<解説>
福島県の場合は、平均価格が都市ガスよりも圧倒的に高いものの、適正価格が意外にも安いというのは、福島県のプロパンガスの自由化が進み、競争が活発に行われていることを示しています。都市ガスの料金も他のエリアに比べて高めになっているようです。
青森県

※2=従量単価340円で計算。※3=エネ研・石油情報センターの2020年6月のデータより。単価は691円で計算。
<解説>
青森県は、総じてすべてが高いです。都市ガスの基本料金が1,300円と高く、単価も408円なので関東のプロパンよりも150円ほど高いです。プロパンガスの平均価格は基本料金を1,749円とすると単価が691円台と非常に高いです。
秋田県

※2=従量単価340円で計算。※3=エネ研・石油情報センターの2020年6月のデータより。単価は621円で計算。
<解説>
秋田県の特徴は、東北地方の中では都市ガスが比較的安く、東北でこのくらいの料金で利用できれば恵まれていると思います。しかし、プロパンガスは他の東北地方と同様に高いです。
山形県

※2=従量単価340円で計算。※3=エネ研・石油情報センターの2020年6月のデータより。従量単価は651円で計算。
<解説>
山形県の都市ガスは決して安いとは言えず、プロパンガスも平均価格が651円で、かなり高いと言わざるを得ないです。都市ガスは山形ガスの料金体系を参考にしましたが、このガス会社の供給エリアは山形市だけなので、他のエリアにお住まいの方は別途お調べください。
岩手県

※2=従量単価340円で計算。※3=エネ研・石油情報センターの2020年6月のデータより。単価は642円で計算。
<解説>
岩手県は、プロパンガスの平均価格が驚くほど高いです。基本料金が1,813円、単価642円というのは利用者からすると大変です。