高知県の相談事例
高知県の花田さん(仮)の場合
相談のきっかけ
高知市内にお住まいの花田さんは、3年前に築18年の中古住宅を購入しました。最近、都市ガスに関する広告を見て、ガス料金のことが気になりネットでいろいろと調べたそうです。
そうしたところ、プロパンガスは都市ガスが自由化される前から既に自由料金制だったことを初めて知ったそうです。
また、当協会のホームページにある料金自動診断をやってみたところ、自宅のプロパンガス料金はかなり高いことが判明したそうです。
当協会のホームページにあるように、適正価格のガス会社が高知市にもあるなら、ぜひ紹介してほしいとお問い合わせいただきました。
相談の概要
花田さんに限らず、都市ガスの自由化をきっかけに、プロパンガスも自由料金であることを知ったという人は意外と多く、ここ数年で一つの現象になっています。
現在、都市ガスの利用者はガス会社を自由に選ぶことができますが、プロパンガスはそれ以前から自由料金だったので、当然プロパンガス会社も自由に選ぶことは当時からできていました。
しかし、高知県に限らず四国全体で見ても、「プロパンガスは都市ガス同様に公共料金で、最初に契約したガス会社を変更できない」と思っている方々がとても多いのが実態です。
しかし何度も言いますが、プロパンガスは自由料金です。プロパンガス利用者はガス会社を自由に選んだり、変更することができるのです。
ただ、古くよりガス会社同士で相手の顧客を奪わない暗黙のルールが定着し、さらにガス料金も自由に設定できるため、一般的には高値安定の市場になっていました。
ようやく世相を反映し、首都圏を中心にガス会社の競争が本格化してきましたが、四国においてはまだまだ立ち遅れている状況です。
当協会の取り組み
そのような中で、高知県においても徐々に当協会の適正価格の考え方に賛同してご協力いただけるガス会社が増えてきました。
当協会が提示するエリアごとの「適正価格」は消費者にとっては家計に優しく、またガス会社にとっても事業運営を維持できる双方歩み寄りの価格です。
当協会ではこの「適正価格」の維持こそが、消費者にとっては最も重要であると考えていますので、手厚い「適正価格保証」制度も設けて、永続的な適正価格の実現を可能にしています。
花田さんが現在使っているプロパンガス会社は、中古住宅を購入された時に残っていたガスメーターの会社に連絡をしてそのまま契約したそうです。
契約当初、ガス料金は以前使っていたプロパンガス料金とさほど変わらなかったので、電気や水に比べると少々高いと思いながらも、あまり気にしていなかったようです。
当協会で改めて花田さんのガス料金を診断してみたところ、1立方メートルあたりの従量単価は、609円であることが分かりました。これは当協会が推奨するこのエリアの適正価格である418円前後に比べると、191円ほど高い料金設定です。
このことをお伝えすると、ぜひ適正価格のガス会社を紹介してほしいと強く希望されましたので、さっそく会員ガス会社の選定に入りました。
お住まいの高知市に配送ルートがあり、適正価格で継続的にプロパンガスを供給できる会員ガス会社が見つかったので花田さんに紹介いたしました。
適正価格の協会会員ガス会社を
紹介しました
<現在の平均価格> |
<当協会の適正価格> |
基本料金=1,837円 |
基本料金=1,760円 |
従量単価=609円 |
従量単価=418円 |
変更後の効果
年間23,844円の節約を実現
<従来の プロパンガス料金> |
<変更後の プロパンガス料金> |
約7,927円 |
約5,940円 |
※10m3使用した場合で比較
花田さんの声
年間の節約額がこんなに大きいとは予想してませんでした。最初から相談していたらと思うとこの3年間が悔やまれますが、協会のホームページに気が付いてガス会社を変更することができたのは本当にラッキーでした。ありがとうございました。
2021年12月 変更