宮城郡利府町の相談事例
宮城県宮城郡利府町 及川さん(仮)の場合
相談のきっかけ
ガスコンロはプロパンガス、お風呂は灯油を使っています。
新築して30年、使用量が少ないこともあってガス単価を気にしたことがありませんでした。
しかし、近年の電気・ガス代高騰のニュースがきっかけで、プロパンガスに適正価格があることを知りました。
協会サイトで調べたところ、我が家は適正価格をはるかに超える高額料金だったため、ガス会社の切り替えを考えました。
相談の概要
及川さんのお宅では、30年間同じガス販売店を利用しており、プロパンガスが自由料金制であることすら知らなかったといいます。
寒冷地の宮城県では、一般的に、給湯器は灯油、ガスコンロはプロパンガスを使っています。
給湯器・コンロの両方をプロパンガスで賄う関東地方などと比べると、断然使用量が少ないため、毎月のガス代がさほど気にならないという家庭が多いことから、ガス会社を切り替えようという考えに至らない傾向にあります。
しかし、ガス単価をみてみると宮城県の平均ガス単価は高額です。
なぜ宮城県のプロパンガス料金は高いのかというと、プロパンガスの利用者数が少ない地域だと配送コストがかかり、販売量が少ないエリアは仕入れ値が高くなります。
さらに、宮城県のプロパンガス業界は競争が少なく高値安定の傾向が根強く残っている現状があるからです。
電気やガスの燃料が高騰し、電気代・ガス代が値上がりしつづけています。
2024年春以降には、さらに値上がりすることも見込まれます。
このタイミングでガス販売店の切り替えを思い立った及川さんの判断は賢明といえるでしょう。
当協会の取り組み
ガス料金の安値と高値、平均値には大きく差があるので注意が必要です。
及川さんには、協会に協力する安値のガス販売店を紹介しました。
もちろん灯油の配送も対応しています。
ガス単価は何と40%以上ダウンし、9,000円を超えていた月のガス料金は5,200円程度に抑えることができました。
適正価格の協会会員ガス会社を
紹介しました
<現在の価格> |
<当協会の適正価格> |
基本料金=1,864円 |
基本料金=1,650円 |
従量単価=716円 |
従量単価=352円 |
変更後の効果
年間46,248円の節約を実現
<従来の プロパンガス料金> |
<変更後の プロパンガス料金> |
約9,024円 |
約5,170円 |
※10m3使用した場合で比較
及川さんの声
東北地方のプロパンガス事情を知るいい機会になりました。
近年の電気・ガスの高騰は異常です。
きっと今回、ガス販売店の切り替えをしなければ、高騰し続けていたでしょう。
そんな中、ガス利用者にとって協会の存在は大きいです。
ぜひ身内にも情報提供したいと思っています。
2024年1月 変更