藤沢市の相談事例
神奈川県藤沢市 万本さん(仮)の場合
相談のきっかけ
神奈川県藤沢市にお住いの万本さんは、昔から付き合いのある地元のガス会社を利用していました。同じ地域の同じガス会社であれば、プロパンガスの料金はみんな一緒だと思っていたのです。
けれど最近になって、プロパンガスの料金は契約者ごとに違う料金であることを知ったそうです。
きっかけはガス会社の訪問営業でした。ある日、営業マンが自宅を訪ねて来て「ガス料金について調べています。もし料金が高ければ、安い料金のガス会社に変更することをお勧めしています」と言われたそうです。
その時は話を聞くだけで帰ってもらいましたが、その後、プロパンガスの料金について自分でも調べてみようとインターネットを検索したら、当協会のHPを見つけたので、ご連絡いただきました。
相談の概要
万本さんは、今までなんの疑問も持たずプロパンガスを使っていましたが、今回、訪問営業に来た営業マンから、プロパンガスはガス会社や家庭によって、それぞれガス料金が違うことを初めて教えられたそうです。
ビックリしてインターネットで調べてみると確かに、プロパンガスは自由料金で、ガス会社が独自に料金を決められることなど、初めて知ることばかりだったそうです。
昔から長くお付き合いしているガス会社だったので、料金については気にもせず支払っていました。けれども、いろいろな知識を得た上であらためて、自宅のガス料金を自動診断してみると、適正価格より高いという診断結果になりました。
当協会の取り組み
当協会は、プロパンガスの料金について疑問を持たれた万本さんに、平均価格や適正価格、また、売り込み価格などの説明をしました。平均価格とはその名の通り、消費者が支払っているプロパンガス料金の平均です。
この平均価格は石油情報センターが発表していますが、実はその数値はプロパンガス会社の自己申告によるものから算出しているので、数字にどこまで信頼がおけるかは微妙な問題です。
高い料金を取りたいガス会社にしてみれば、平均価格が高ければ自社の高い料金も説明がしやすいので、意図的に高く申告している可能性が否定できないからです。
これに対し、当協会が提唱する適正価格とは、ガス会社の利益率を常識的な範囲にし、消費者側に歩み寄った価格のことです。当然、平均価格よりも安くなりますが、逆に売り込み価格のように不自然な安さにもなりません。
売り込み価格は、ガス会社が顧客を獲得するために利益度外視で提示するもので、まず間違いなく契約後に値上げされてしまいます。
神奈川県はガス会社同士の競争が激しく、海老名市などの事例のような相談が後を絶たないので、特に注意が必要です。
適正料金で対応していただける会員ガス会社であれば、今後ガス料金の値上げを気にせずプロパンガスを使えるようになりますとご説明したところ、ぜひ当協会からガス会社を紹介して欲しいと依頼をいただきました。
適正価格の協会会員ガス会社を
紹介しました
<現在の価格> |
<当協会の適正価格> |
基本料金=1,650円 |
基本料金=1,650円 |
従量単価=560円 |
従量単価=308円 |
変更後の効果
年間30,240円の節約を実現
<従来の プロパンガス料金> |
<変更後の プロパンガス料金> |
約7,250円 |
約4,730円 |
※10m3使用した場合で比較
万本さんの声
プロパンガスの料金について全く無知であったことをセールスに来た方から教えていただきましたが、その会社に変更しなくてよかったです。
プロパンガスには紛らわしい料金がありますが、適正価格のガス会社に変更できたことは本当にラッキーでした。
2021年12月 変更