栃木県小山市のWEさんの場合
当協会へご相談いただく内容の殆どがプロパンガスの料金が高い、あるいは安売りの営業が来たといったことですが、時折それ以外のご相談も頂きます。 プロパンガスは基本的に月に1回ボンベの充填のため交換作業がありますが、その時にトラブルが起こることもあるようです。
栃木県小山市にお住まいのWEさんはガスボンベ入れ替え作業時に門扉のある階段のタイルを壊されたので抗議の連絡を入れたそうですが、証拠が何もないとのことで、非常に印象の悪い対応を受け納得がいかず協会にお問い合わせいただきました。
契約しているプロパンガス会社の営業マンの対応への不満は予想以上多いようで、WEさんの場合のように、ボンベ交換時に玄関のタイルを壊されるという器物破損に関するご相談もごく稀にあります。
今回、大きな被害にはならなかったこともあり、WEさんも当初はガス会社の変更を考えるほど怒っていたわけではないようです。
ところが、ガス会社にタイルを壊されたことを伝えると、「うちの従業員がやったことではない」の一点張りだったそうです。ガス会社側が簡単に認めない状況も多少は理解できますし、こういった話は動かぬ証拠でもない限り話が進み難いものですが、その対応ぶりには、長年付き合っている顧客に対する誠意というものが全く感じられませんでした。
WEさんは協会のホームページを読んで、ガス会社を消費者が自由に選べることを知り、この機会にガス会社の変更を決意したそうです。
WEさんが小山市に転居して35年、一度もガス会社を変更することなど考えも及ばなかったようですが、今回の件を契機にまずガス料金そのものを見直すことをお勧めいたしました。その結果現在のガス会社の料金は、当協会が考える小山市の適正価格に比べ、かなり高いことがわかりました。
長いお付き合いのお客様ほど、高いガス料金を支払っている場合が多いという典型的な例だと思われます。 WEさんの家は使用量も多いので、年間にすると相当額の経費節減になりました。
今回の件で、ガス会社によって対応面だけでなくプロパンガスの料金もかなり違うという事実を知りとても驚きました。しかし、大きな節約につながりましたので、結果的には本当に良かったと思います。ありがとうございました。