横浜市金沢区の相談事例
神奈川県横浜市金沢区 間宮さん(仮)の場合
相談のきっかけ
横浜市金沢区にお住まいの間宮さんは、自宅で車を洗っている時、プロパンガス会社の訪問営業が来たそうです。チラシを渡してすぐに帰ったそうですが、そのチラシにはとても安い料金でプロパンガスを供給すると書かれていました。
さらにキャンペーン期間中には、給湯器も無料で付けてくれると書いてあるのでガス会社の変更を検討し始めたそうです。
しかし、その後何の連絡もなかったので、自分で連絡しようか迷っていました。それで他に良いガス会社がないかパソコンで検索してみると、プロパンガス消費者協会のページが上位に表示されたので、じっくり内容を読んだそうです。
そのページには、訪問セールスは信用できないということが書いてあり、興味を持ったのでもっと詳しく話を聞いてみようとお問い合わせいただきました。
相談の概要
詳しくお話を伺ってみると、その訪問営業の会社の単価は280円で、給湯器も無償でつけてくれるとのこと。普通、給湯器は一番安い物でも数万円もするものなので、ただでくれるようなうまい話はありません。
そこにはしっかり条件がある場合がほとんどです。
つまり、そのガス会社と10年もしくは15年ほどの長期契約を結ぶことが条件であり、その契約期間中に途中解約すると違約金がかかるというものです。
このような長期契約をいいことに、ガスの単価をどんどん上げていき、気が付くと500円、600円という高額な料金になってしまうケースもあることを間宮さんに説明いたしました。
現在間宮さんがお使いのプロパンガスの料金を診断してみると、単価は610円でした。当協会が推奨している適正価格の308円と比べると、高いと言わざるを得ません。
280円のような格安価格で供給してくれるガス会社が来たら、心が揺れることはよく理解できますが、こんな安い価格が続くのはほんの一時です。その後、どんどん値段が上ってしえば、結局は高いガス会社と契約しているのと同じことです。
当協会の取り組み
間宮さんのようなケースの場合、ガス会社を変更するには、築年数が重要なポイントになります。間宮さん宅は、建売購入後13年経っているということでした。
建売の場合、ガスの配管工事をしたガス会社がガスの供給もすることになっており、家を購入した方のほとんどが10~15年の無償貸与契約を結んでいます。よって間宮さんには、あと2年分の契約が残っていることが分かりました。
契約の残りが2年であれば、違約金(残存金)はだいたい、2万円程度です。今回は間宮さんがこれぐらいなら自分で精算して、優良なガス会社に変えたいというご希望だったので、スムーズにガス会社を変更することができました。
適正価格の協会会員ガス会社を
紹介しました
<現在の価格> |
<当協会の適正価格> |
基本料金=1,650円 |
基本料金=1,650円 |
従量単価=610円 |
従量単価=308円 |
変更後の効果
年間36,240円の節約を実現
<従来の プロパンガス料金> |
<変更後の プロパンガス料金> |
約7,750円 |
約4,730円 |
※10m3使用した場合で比較
間宮さんの声
協会に相談をしなければ、10年契約を結ばされるところでした。詳しいプロに聞いてよかったです。タダで給湯器をくれるなんていうことはないんだと、改めて勉強になりました。
2022年2月 変更