茨城県日立市のUTさんの場合
茨城県の日立市にお住いのUTさんは、一人暮らしだそうです。お友達数人とお茶をするのが日課ですが、たまたまガス代の話になり、ご主人と二人暮らしであるお友達Aさんのプロパンガス料金と、一人暮らしのUTさんの料金にあまり差がないことをしりました。
「これはおかしい」と思い、みんなでスマホで調べていたところプロパンガス消費者協会のホームページを見つけ、とにかくあれこれ聞いてみたいとのことで電話をかけて来られたとのことです。
今のガス会社とは日立市に現在の家を建てた時からのお付き合いで、もう42年になるそうです。家が出来上がった時、建築会社に「ガス会社の連絡先はここです」と言われ、何の疑いも持たずに使っていました。
今では子供たちも独立し、ご主人も亡くなり一人暮らしですからガスの使用量も減ったはずです。しかし、二人暮らしの友人のガス代と金額的に差がないので、原因を解明して少しでも安くしたいとのことでした。
早速ガスの単価を診断してみると1立方メートルあたり530円とかなり高いことが分かりました。現在、原油の輸入価格が下がっていますから協会では日立市の適正価格は300~350円くらいとお伝えしました。UTさんは複雑な心境のようでした。長い間払っていた金額を考えたら当然のことです。
一般的なガス会社は、原油の輸入価格が高くなると消費者への供給単価も値上げします。その一方で、輸入価格が下がっても消費者への供給単価はなかなか下げないまま、また時期が来ると値上げすることになります。結果的に同じ会社のガスを長く使えば使うほど単価が高くなってしまう現象が頻発しているようです。
「とても腹が立つので一刻も早く適正な価格でプロパンガスを供給してくれる優良なガス会社を紹介してほしい」とご依頼をいただきました。
協会の提示する適正価格とは、ガス会社にとってはそこそこ事業が成り立ち、また消費者にとっても都市ガスに比べて大きな割高感の無い、双方歩み寄りの価格です。 協会では不透明な値上げをしないガス会社を無料で紹介することはもちろんのこと、何よりガス会社と消費者の間に一般社団法人として活動している当協会が入ることで、協会の「適正価格保証」の有効性により、一層安心いただけることをご案内いたしました。
プロパンガスをは毎日使う生活必需品なので、安く安定供給してもらえることになったので良かったです。友達も自分の事のように喜んでくれています。あの時、相談しなければモヤモヤしたままだったので、何か疑問に思ったら行動に移さなければいけないですね。